SSブログ

2024年のユーラシアグループ10大リスク [ニュース]

2024年のユーラシアグループの10大リスク

 世界で最も民主主義国家が政治的危機に直面すれば地政学的な不安定さを世界にもたらす可能性があると危機感を示し、最大リスクとしてアメリカの分断を挙げた。


1,アメリカの分断(The United States VS Itself)
2, 瀬戸際に立つ中東
3,ウクライナの事実上の割譲
4,AIのガバナンス欠如
5,ならず者国家の枢軸
6,回復しない中国
7,重要鉱物を巡る争奪戦
8,インフラによる経済的逆風
9,エルニーニョ現象の再来
10,アメリカでのリスキーなビジネス

であった。


1,アメリカの分断
アメリカの政治システムの機能不全は先進的な民主主義国の中で最もひどく、
11月の大統領選挙に向けて政治的な分断がさらに深まるという見方を示した上で、
前回の選挙結果を履そうとしたなどとして複数の罪で起訴されたトランプ前大統領と現在81歳という高齢のバイデン大統領はいずれも大統領にふさわしくなく国民はどちらのリーダーも望んでいない。

2,瀬戸際に立つ中東
イスラエルとハマスの戦闘を終わらせる明確な方法はなく、
この戦闘をめぐる政治的分析が世界に影響を与える。
イエメンの反政府勢力フーン派による船舶への攻撃で物流網への影響なども懸念される。
また、紛争の現場がイランに接近すれば原油の流れが阻害され原油価格が上昇するだろう。

3,ウクライナの事実上の割譲
ロシアは現在、戦場での主導権を握っており、アメリカの支援などが滞る中、
ウクライナの領土が事実上、ロシアに割譲される可能性がある。

4,AIのガバナンス欠如
企業がはぼ制約を受けないままさらに強力なAIモデルなどがかいはつさえ、
政府のコントロールを超えて普及する可能性がある。

5,ならず者国家の枢軸
ロシア、北朝鮮、イランというならず者国家が、
ロシアによるウクライナへの侵略以降、協力関係を深め、
既存の制度や原則を弱体化させようとしている。

6,回復しない中国
すでに外国人投資家の撤退などの不調の兆候があったが、
中国政府が金融の脆弱性や需要不足に対応できず、中国経済の回復は難しいだろう。

7,重要鉱物を巡る争奪戦
重要鉱物はイノベーションから国家安全保障迄、
事実上すべての領域でで大切だがそお生産地は一部御地域に偏り、
各国政府は価格変動を増大させるなど保護主義的な措置を取る可能性がある。

8,インフラによる経済的逆風
しぶといインフレに起因する高金利が世界中で成長を鈍化させるだろう。

9,エルニーニョ現象の再来
異常気象いよって、食糧難、水不足、物量の混乱、病気の流行、政情不安
等をもたらすだろう。

10,アメリカでのリスキーなビジネス
大統領選挙が近ずくにつれて国内市場が分断され、全アメリカに展開する企業は
特定の州の市場からの撤退などを迫られる可能性がある。


といった具合である。いずれにしても世界情勢に目が離せない年である。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。